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新型コロナウイルスの感染者数が世界最多となっているアメリカは現地時間8月31日の時点で累計感染者数が600万人を突破。世界の感染者数の約4分の1がアメリカに集中しています。
米国ジョンズ・ホプキンス大学の統計によると、アメリカ国内の新規感染者は直近1か月の間に100万人以上を確認。8月31日時点で600万人を超え、これまでに18万人以上の死者が報告されています。
同大学は今年1月21日に米国内で初の感染者を発表。4月28日に国内の感染者数は100万人を超え、6月には200万人の感染者が報告されています。7月には300万人に到達し、7月23日には400万人に急増。8月上旬に500万人を超え、8月末に600万人に達しましたが未だに終息の目途は立っていません。
アメリカ国内における一日あたりの感染者数はここ数週間で若干の減少傾向が見られます。しかし、依然として感染者数・死者数ともに世界最多となっており、カリフォルニア州では70万人以上の感染者が確認され深刻な事態が続いています。
トランプ大統領率いる現政権は新型コロナウイルスの対応をめぐり国民から繰り返し批判を受けていますが、感染者が600万人を超えたことで見解を発表。ホワイトハウスのケイリー・マケナニー報道官は「アメリカは世界で最も死亡率の低い国の1つであり、我々の治療法は機能し命を救っている」と述べ、政府の対応は十分であると主張しました。
現地時間8月31日における米国ジョンズ・ホプキンス大学の集計では、世界の累計感染者数は約2,534万人で約85万人の死者が報告されています。無症状のため検査を受診していない患者も大勢いるとみられ、実際の感染者数と死者数もさらに多いと同大学は指摘しています。
感染拡大が続くなか、世界保健機関(WHO)はワクチンの緊急承認には慎重な審議と熟考を求めると警告。WHOの科学者ソミヤ・スワミネイサン氏は「臨床試験なしに治療薬の使用を承認する権利は各国政府に委ねられているが、医療機関と慎重に議論を行い対応すべきだ」とコメント。
WHOは新型コロナウイルスへの有効性が期待される33のワクチンについて臨床試験を進めていると述べ、さらに143のワクチンについて臨床試験前の評価中であると発表しました。
参考元 : BBC NEWS
https://www.bbc.com/news/world-53976793
更新日 : 2024年1月20日
更新日 : 2023年12月24日
更新日 : 2023年10月5日
更新日 : 2023年5月13日