黒人男性銃撃による抗議が拡大 ウィスコンシン州知事が非常事態宣言を発令

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黒人男性銃撃による抗議が拡大 ウィスコンシン州知事が非常事態宣言を発令

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更新日 : 配信日 :

中西部のウィスコンシン州では黒人男性が警官に背後から複数回にわたり銃撃された事件を受け、現在も抗議活動が続いています。
現地時間の8月23日、ウィスコンシン州ケノーシャで黒人男性のジェイコブ・ブレイク氏が警官に背後から7回にわたり銃で撃たれ重体となっています。ブレイク氏の家族から依頼を受けた弁護士は24日に会見を開催。「被害者は体が麻痺し、奇跡が起こらない限り歩けるようにはならないだろう」と述べ、容体が深刻であることを明かしました。
事件の現場となったケノーシャでは銃撃の様子が撮影された動画がインターネット上で拡散した23日以降、地元住民ら数百人による抗議デモが続いています。抗議活動の多くは平和的に行われていますが、夜間には一部の参加者が建物や車に火をつける行為が確認されたため警察が出動。参加者の一部が暴徒化し、警察は催涙ガスを使い暴動の沈静にあたるなど混乱が続いています。
抗議活動が拡大している状況を受け、ウィスコンシン州のエバーズ知事は24日に夜間外出禁止令を発令。翌25日には非常事態宣言を発令し、治安維持のために州兵を増員する方針を明らかにしました。知事は会見において、「州や国の法執行機関職員の手による銃撃事件を受けた黒人はブレイク氏が初めてではない」とコメント。これに対しケノーシャの警察組合トップであるピート・ディーツ氏は反論を表明。「エバーズ知事の発言は根拠のないものであり、全ての事実が明らかになるまで待つべきだ」と述べました。
ウィスコンシン州司法省はブレイク氏が銃撃された事件の調査を進めており、関与した警官は現在休職扱いであると公表。警官の訴追を求める請願書には数万人もの署名が集っています。
アメリカ大統領選の民主党候補であるジョー・バイデン前副大統領もこの事件について声明を発表。警官による黒人への銃撃事件が続いている状況を非難し、「完全かつ透明性のある調査を求める」と述べました。

参考元 : BBC NEWS
https://www.bbc.com/news/world-us-canada-53897641