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深刻な感染拡大が続くアメリカでは子どもにも感染の影響が波及し、特に南部と西部の州では子どもの陽性患者が急増しています。
米国小児科学会と小児病院協会がまとめた報告書によると、7月後半の2週間のみで子どもの新型コロナウイルス感染者が40%以上増加したと発表。アメリカでは既に33万9,000人を超える子どもの感染が確認されていますが、7月16日から末日までの2週間のみで9万人以上の子どもの感染を確認しました。
急激な感染拡大を受けて学校や保護者の間では懸念が広がり、マスク着用を義務化するなど各自治体は対応に追われています。
米国小児科学会は7月後半の2週間において、アラスカ州、アイダホ州、ミズーリ州、モンタナ州、ネバダ州、オクラホマ州で子どもの感染者が増加していると報告。アラスカ州、アイダホ州、ミズーリ州、モンタナ州は報告書の子どもの定義を19歳未満としており、ネバダ州、オクラホマ州では17歳未満としています。全米における子どもの感染者の約70%が南部および西部の州に集中し、入院患者数と死者数が急増している地域では医療機関がひっ迫している状況が続いています。
報告によると米国内で子どもの感染率が最も高い州はアリゾナ州で、10万人あたり約1,100人の子どもの陽性患者が確認されています。その他にもテネシー州、サウスカロライナ州、ルイジアナ州、フロリダ州、ネバダ州でも子どもの高い感染率が見られ、早急な対策が必要であると指摘しています。また、子どもの陽性患者は学校の再開に伴い増加が続いていると報告。インディアナ州、ミシシッピ州、テネシー州では8月初旬に学校を再開しましたが、今後の状況を鑑みて再び閉鎖も検討するとしています。
参考元 : Newsweek
https://www.newsweek.com/nevada-missouri-these-4-states-see-highest-rise-child-covid-cases-nearly-100k-test-positive-2-1524022
更新日 : 2024年1月20日
更新日 : 2023年12月24日
更新日 : 2023年10月30日
更新日 : 2023年10月5日