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現地時間の7月30日、アメリカ国内の新型コロナウイルス累計感染者が460万人を突破。死者は15万人を超え、感染拡大による被害が一層深刻な状況となっています。
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の統計によると、これまでの死者数はニューヨーク州で約33,000人、ニュージャージー州で約16,000人、カリフォルニア州では約8,700人と報告。カリフォルニア州、フロリダ州、テキサス州では連日約1万人の新規感染者が確認されており、各州政府は市民に対し強く警戒を呼び掛けています。
これまでアメリカは欧州の他国と比べて感染による致死率が低いと報告されてきました。ジョンズ・ホプキンス大学による過去のデータでは100症例あたりにおけるアメリカの致死率は3.4%となっており、イギリスの15.2%、ベルギーの14.8%よりもはるかに低い数値であることが分かります。4月、5月の時点では致死率が低いとされてきましたが、経済活動の再開に伴い南部や西部を中心に感染者が急激に増加。
致死率も上昇し死者数は6月2日に10万人を超え、わずか2か月後に15万人まで到達する事態に政府は強い危機感を示しています。また、感染拡大が続く州の医療機関では許容範囲を超える患者の増加に病床が不足し、ひっ迫した状況が続いています。
アメリカでは7月に入り一日あたりの死者数が増加した州が多く見られ、トランプ政権で感染対策に携わる専門家は極めて厳しい状況にあると警告。対策チームが定めた指針を遵守した上で経済活動を再開するよう、改めて各州政府のトップに対し呼びかけました。
更新日 : 2024年1月20日
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