関連記事
アメリカ中西部で猛吹雪が発生 24日はニューヨーク州など25万世帯で停電
更新日 : 2024年3月25日
「WHOの公表2週間前に中国は新型コロナウイルスを把握」 アメリカ議会が発表
更新日 : 2024年1月20日
アメリカの新型コロナウイルス 今冬はオミクロン株派生型“JN.1”の感染が主流に
更新日 : 2023年12月24日
アメリカの大学教授2人がノーベル医学賞を受賞 ワクチン開発に多大な貢献
更新日 : 2023年10月5日
更新日 : 配信日 :
ニューヨーク州のクオモ知事は“ジューンティーンス”と呼ばれる奴隷解放記念日を6月16日に制定し、州の新たな休日とすることを発表しました。
アメリカにおけるジューンティーンスは毎年6月19日としていますが、奴隷解放宣言の中心となったテキサス州では6月16日を州の休日としています。その他の州でも6月16日を休日として制定する動きが見られ、ヴァージニア州のノーサム知事も同日を州のジューンティーンスとすることを発表しました。
アメリカ近代史において最も重要とされるジューンティーンスの起源は1860年代にさかのぼります。当時の大統領であったアブラハムリンカーンは1863年1月1日に奴隷解放宣言を発表しました。しかし、全土への布告には様々な制約や問題があり、テキサス州では2年以上も経過した後に奴隷解放宣言が通達。1865年6月19日、テキサス州ガルベストンにおいて奴隷が解放された日をジューンティーンスと定めました。ニューヨークのクオモ知事は会見において次のように述べています。
「アメリカの奴隷制度は150年前に撤廃されましたが依然として蔓延し、体系的な差別と不正が続いています。私たちはこれらの不平等を改善すべく、真の改革を実行するために取り組んできました。これまでの歴史について知り、何が起こったのかを理解し、それを認めることが重要であると考え6月16日をニューヨークの新たな休日として制定します。毎年この休日を利用してこれまでの反省と、今を生きる瞬間に思いを馳せてください。私は変化の原動力になることを希望し、皆さんの想いと連携して相乗効果を生み出したいと願っています。」
ニューヨークでは新型コロナウイルスの爆発的な感染により深刻な状況が続いていましたが、次第に状況が改善され、5月15日より経済再開の第1段階を開始しました。6月22日からは第2段階へ移行し、飲食店などでは店内での営業が認められる予定です。
更新日 : 2024年3月25日
更新日 : 2024年1月20日
更新日 : 2023年12月24日
更新日 : 2023年10月5日