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現地時間3月19日、米国務省は世界的な感染拡大の影響を受け、米国民に対して全ての海外渡航を中止する勧告を発表しました。米国政府は、これまで外国への渡航についてはレベル3の「渡航中止を求める」としていましたが、米国内で感染症例が急激に増えたことから基準を1段階引き上げると発表しました。レベル4は渡航警戒レベルの最高位である「渡航中止勧告」となるもので、一段と感染拡大への警戒を強めています。
また、米国務省は国外に滞在している米国民に対しても退避を呼び掛けており、移動手段を確保した上で直ちに退避に向けた手続きをとるよう呼びかけました。さらに米国務省はパスポートの申請に関しても大幅に制限する方針を発表しました。各国の米国大使館・領事館では米国ビザの発給を一時停止し、ビザ申請のための面接予約は全てキャンセルとなります。ただし、家族が外国に滞在しており、怪我や重病で緊急を要する場合などについては申請を受け付ける方針であると発表しています。
新型コロナウイルス流行以前の「渡航中止勧告」対象国は、シリア、イラン、イエメン、北朝鮮など安全保障上の問題がある一部の国でしたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、海外渡航を全面中止とすることで米国民の安全確保と警戒を一層強めています。
参考元 : Cable News Network
https://edition.cnn.com/2020/03/19/politics/state-department-travel-advisory/index.html
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