米国政府が欧州からの入国制限に英国とアイルランドを追加 入国制限30か国に

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米国政府が欧州からの入国制限に英国とアイルランドを追加 入国制限30か国に

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14日土曜日、米国政府は感染拡大が続く新型コロナウイルスの封じ込め策として、ヨーロッパからの入国制限を拡大し英国とアイルランドも追加することを発表しました。すでに入国制限の対象となっている中国、イラン、欧州26か国に加えて英国とアイルランドが追加されたことにより、米国への入国禁止対象国は30か国となります。英国とアイルランドからの入国制限措置は16日深夜(米国東部標準時間)から開始されますが、13日から施行されているシェンゲン協定加盟国(欧州26か国)からの入国制限の措置と同様に、帰国する米国市民やその家族などは入国制限の対象外とするとしています。

先週11日、トランプ大統領が演説で英国とアイルランドを除くヨーロッパ26か国からの米国への入国制限を発表したことにより、その直後からヨーロッパの空港では大変な混乱が起こりました。それを受けペンス米副大統領は今回の発表で「海外にいる米国市民が無事にアメリカへ戻ることが出来るよう尽力する」と明言しました。

また、トランプ大統領とペンス副大統領は「新型コロナウイルスの感染が拡大している特定地域の更なる被害軽減のため、米国内の旅行についても制限を検討している」と述べました。現在、米国内ではカリフォルニア州やワシントン州など16の州で非常事態宣言を発令しています。米国国土安全保障省(DHS)の高官は14日土曜日午後の記者会見で「現時点で国内旅行制限はない」と語っていますが、CNNの取材によるとワシントン州などのホットスポットとみなされる場所への移動を何らかの方法で制限することが米国国土安全保障省(DHS)の税関国境警備局(CBP)、運輸保安庁(TSA)の間で議論されているということです。

米国の新型コロナウイルスへの対応は刻々と変化しています。渡航される方は最新情報を必ず確認するようお願いします。

参考元 : CNN
https://edition.cnn.com/2020/03/14/politics/uk-ireland-travel-restrictions-coronavirus/index.html