機内持ち込み手荷物のルールについて

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飛行機内への持ち込みが可能なものと禁止されているもの

安全な空の旅のためにルールを確認しておきましょう

安全な空の旅のためにルールを確認しておきましょう

国際線の飛行機への搭乗の際、機内への持ち込みが可能なものと禁止されているものがあります。また、預ける手荷物についても制限がございます。飛行機内と地上では異なる環境のため、普段の生活で使用しているものであっても危険物と見なされるものがあります。
安心して飛行機を利用できるよう、機内へ持ち込みが可能なものや禁止されているもの、制限に関するルールをご紹介します。

なぜ飛行機に持ち込めないものがあるのでしょうか?

飛行機への搭乗前、空港での金属探知機チェックの際にアラームが鳴ってしまい、確かめたら衣服内の財布や携帯電話、ベルトやアクセサリーの金具が原因だったという経験をされた方も多いのではないでしょうか。全ての搭乗者は金属探知機のゲートを通過してチェックを行うことが義務付けられており、金属物などを身に着けていた場合は一旦でも外すことが求められます。面倒と思われるかもしれませんが、ハイジャックやテロ、万一の大事故を防ぐために欠かせない重要な手続きとなりますのでご了承ください。また、大きなバッグやスーツケースなど、チェックインカウンターで預ける荷物を「預け手荷物」と呼び、機内へ持ち込む荷物を「持ち込み手荷物」と呼んでいますが、どちらもX線検査機により危険物や不審物が入っていないかチェックを受ける必要があります。預け手荷物・持ち込み手荷物どちらについても航空法や国際民間航空機関(ICAO)の取り決めにより、世界共通の基本ルールが定められております。なお、航空会社により異なり制限が異なるケースや、国際線と国内線により条件が異なるケースもありますので、利用される航空会社や旅行代理店などへご確認ください。

飛行機内に一切持ち込めないもの

爆発のおそれがあるものや可燃性のもの、毒性のあるものは原則的に預け手荷物・持ち込み手荷物のどちらも機内に持ち込むことはできません。国や航空会社が違っても、それらは全て「危険物」と見なされます。例えば、レジャーで使用するガスボンベやカセットコンロ用のガス、スプレー缶などは内部に高圧ガスや引火性のガスを蓄えており、気圧の変化や万一のトラブル時に爆発する恐れがあるため、機内への持ち込みはできませんのでご注意ください。また、漂白剤や酸化性の液体(カビとり剤など)、殺虫剤や農薬、電解液を用いる自動車用の液体バッテリーなども機内への持ち込みが禁止されております。これは万一漏えいした際、強い臭いや毒性により機内環境に重大な影響を及ぼす恐れがあるためです。洗濯用洗剤などを機内へ持ち込みを希望する場合は危険物に該当する恐れがないか、成分など事前にご確認ください。

飛行機内への持ち込みが禁止されている物の例

飛行機内への持ち込みが禁止されている物の例

火薬類に該当するもの
弾薬、花火、クラッカー、多量のマッチやライター、練炭
引火性の液体に該当するもの
オイルライター用の燃料、オイルタンク式のライター、塗料やペイント類
高圧ガスに該当するもの
ダイビング用ボンベ、スプレー缶、ライター用の補充ガス、カセットコンロ用のガス
酸化性物質に該当するもの
漂白剤、カビとり剤、瞬間冷却剤、酸素発生器
毒物類に該当するもの
農薬、殺虫剤
腐食性物質に該当するもの
水銀、液体バッテリー、自己加熱式の食品など(化学反応により熱を発するもの)
その他の有害物件に該当するもの
エンジン、リチウムバッテリー
放射性物質に該当するもの
医療用放射性物質、放射性物質を含む専門的な機器

※医療用の小型酸素ボンベや容量がワット時定格量160Wh未満のリチウムイオン電池など、物品により定められた条件であれば、機内への持ち込みまたは預け手荷物として認められる場合があります。

機内へ持ち込み禁止されているものについての解説

花火やパーティ用のクラッカーなどは「火薬類」に該当し、キャンプ用のガスボンベは「高圧ガス」に該当する危険物となりますので、機内への持ち込みはご遠慮ください。また、最近は紐を引っ張ることで薬剤が混ざり発熱させる原理を利用した加熱式食品(弁当・清酒など)や、叩くことで薬剤が混ざり急冷させる原理を利用した瞬間冷却パック等の商品が航空機内に持ち込まれるという事例も報告されております。
これらの商品に使用されている薬剤も「危険物」に該当するため、機内への持ち込みが禁止となっております。機内に持ち込むことも、預け手荷物として輸送することもできませんので、手荷物には入れないようご注意ください。空港に持参した場合、搭乗前に廃棄などの手配を求められることになりますので、機内の安全のためにも危険物の持ち込みは控えましょう。

国際線でも持ち込みのルールは同じなのでしょうか?

国際線でも持ち込みのルールは同じなのでしょうか?

国際線・国内線を問わず、爆発や発火の恐れがあるものや可燃性の物質、有毒物質、ハサミやカッターナイフなど凶器になり得るものは全て「危険物」に分類されます。飛行機への持ち込みについては禁止または制限があり、航空会社や出発地によっては独自の規制を設けているケースもあります。また、航空会社によっては国際線と国内線との手荷物規制について差異があり、独自に条件を設けている場合もありますので、事前に利用する航空会社のウェブサイトなどで確認することをお勧めします。例えば、日本の国内線ではマッチやライターは1つだけであれば機内への持ち込みが認められておりますが、香港を除く中国、インド、フィリピン、ベトナム、ミャンマーを出発する便では、マッチやライターの持ち込みは1つでも禁止されています。また、国際線では基本的な航空法の規制として、100ml(g)を超えるあらゆる液体は機内への持ち込みが禁止されています。この制限は2006年に発生した液体状の爆発物を飛行機内に持ち込み爆発を企てたテロ未遂事件により規制が設けられたもので、国際民間航空機関(ICAO)が決定した国際的なルールです。このルールに則り、テロを防いで航空機利用者の安全を守るため、日本を含むICAOを遵守する全ての国は法令を守らなければなりません。国際線を利用する際、正当な理由があり100ml(g)を超える液体の持ち込みを希望する方は、1個の容量が100ml(g)以下の容器に入れ、その容器をジッパー付きの透明なプラスチック製の袋(容量1リットル以下、大きさは縦20cm×横20cm以下)に入れる必要があります。100ml(g)以下の容器に入れ、容量が1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック製袋に入れた場合は手荷物として航空機内に持ち込むことが可能です。100ml(g)を超える液体物は機内への持ち込みが基本的に禁止されているため、預け手荷物として持ち込むことが求められますのでご注意ください。定められた「あらゆる液体」の中には歯磨きやヘアジェル、シャンプーやリンス、コンディショナーなどの他に味噌やソースなどの食品も含まれます。ただし、医薬品の液体や乳幼児用のミルク、ベビーフード、制限食などは持ち込み制限の対象にはなりません。詳しくは搭乗する航空会社へお問い合わせください。

持ち込みが禁止されている液体物の例

シャンプー、リンス、コンディショナー、液体歯磨き、ハンドジェル、液体ソープ
味噌、ソース、缶詰、びん詰め、漬け物、ヨーグルト、ゼリー、ジャム など

条件付きで飛行機に持ち込みできるものとは?

条件付きで飛行機に持ち込みできるものとは?

ライターや化粧品、電池など、航空会社が定める一定の条件を守っていれば機内への持ち込みと手荷物預けが可能なものもあります。喫煙用ライターのうち、液化ガスライターや綿状の吸収材に燃料を吸収させて保持するタイプのオイルライターは1人につき1個のみ、手荷物として機内に持ち込むことが可能です。ノートパソコンやビデオカメラなどリチウム電池を内蔵した電子機器は、電源を完全にOFF(スリープモードまたは休止状態不可)にして、損傷しないよう保護をすることで預けることも可能です。また、電子機器の予備の電池やモバイルバッテリーを持参することを希望される方は、預け手荷物として認められないことが多いため、手荷物として機内への持ち込みをご検討ください。
ただし、リチウム金属電池は1個あたりのリチウム含有量が2グラム以下のものに限られます。リチウムイオン電池はワット時定格量が100wh以下のものであれば個数の制限がなく機内へ持ち込み可能ですが、100whを超え160wh以下のものは2個までと定められております。

リチウム電池内蔵の電子機器を預ける際は必ず保護と電源OFFを

平成29年7月1日より、リチウムイオン電池を内蔵した全ての電子機器を預け手荷物として運ぶ際は、電源OFF(スリープモードは不可)にし、固いスーツケースに入れて偶発的な作動や損傷を防止するための措置が義務付けけられました。リチウム電池を内蔵した電子機器を航空機にて輸送する場合は、機内持ち込みとして持参いただくか、先の措置をとった上で預け手荷物として持ち込むようお願いします。なお、リチウムイオン電池を使用した予備電池(モバイルバッテリー等)は預けることができませんので、手荷物として機内へ持ち込むようにしましょう。

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updated:2019/5/7